2017年2月16日木曜日

顎の痛み 症例報告 【20代 女性 会社員】

● 初回 患者さんより

3年前から顎がカクカク音が出るようになっていた。痛みがなかったので気にしていなかったが、2ヶ月前から口が半分までしか開かなくなり、痛みが伴うようになってきた。近所の歯科医に行ってマウスピースを作ってもらったが改善せず。家族が心配してくれて、インターネットで調べたら顎のトラブルには整体がいいと知り、当院に来院。

● 施術者担当 初回所見
顎の筋肉だけでなく、首筋と肩の筋肉に相当固いシコリがみうけられる。仕事中に緊張して噛みしめる癖があることと、睡眠時に歯ぎしりをしているため、それらの癖が筋肉の緊張に繋がっていると考えられる。上半身全体、特に肩から首のハリが強く感じられるので、初回はこのハリを改善することと、を目的に筋肉と関節の調整をつけていく。

◎ 2~4回目 患者さんより
施術当日は、痛みが軽減したが、2日後には元の痛みに戻っている。しかし、身体の緊張がとれてきたのは実感している。続けていけば根本的に改善するのでは思い、施術を続けてみる。

◎ 施術者コメント
肩から首のハリは減ってきているが、顎の筋肉はまだ固いため、今後はそこを重点的に施術していく。

◎ 5~6回目 患者さんより
顎の筋肉が緩んできていて、痛みが半分まで減ってきた。また、睡眠時の歯ぎしりも減ってきた。


◎ 施術者コメント
顎の筋肉がやっと緩んできた。今後は上半身中心に筋肉と関節の調整をし、バランスを整えていく。
また、首の骨が前に倒れていて、頭をうまく支えることができず首周りの筋肉に負担がかかっているため、姿勢指導も並行して行っていき再発防止につなげていく。

◎ 6~8回目 患者さんより
日中の痛みは随分改善され、日常生活で支障がないくらいになってきた。歯ぎしりの癖はなかなか改善できないので、再発防止を希望する。

◎ 施術者コメント
集中的に施術をしていったため、あれだけ固まっていた筋肉も緩んできた。また、姿勢指導で首の位置も正常に戻ったので、今後は今のいい状態を悪くしないよう、間隔を空けた施術プランを提案する。

※ 施術者総括
M.Iさんの場合は、歯ぎしりや仕事中に緊張したときに噛みしめる癖があり、それが長く続いて首から顎にかけての筋肉の緊張をもたらし、顎の痛みや口の開きづらさにつながったと考えられる。そういう癖は自分の意志では改善しにくくいため、今後は定期的な施術でこれ以上悪くならないように筋肉と関節の調整を行っていく。「後の痛みが出にくい体質」に近づけていきましょう。


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