2012年3月6日火曜日

背骨の価値は

動物界、脊椎動物門、哺乳綱、霊長目、ヒト科、ヒト属、ヒトの脊椎。背骨。

この原型は5億年くらいまえには誕生していたらしい。海中でホヤのような生物だったとか。

現代人を悩ます(?)自律神経系もこの頃には確り働いていました。

あるとき、海中での~んびり生きていた生物の一部(古代サメ)は地球のよーしゃなく厳しい変動で陸に干され、地上の生活を余儀なくされました。生物の上陸劇。第二革命の頃です。

途端にカラダにかかる重力が一気に6倍になった。ああっ!とてつもない苦痛っ!サメはのたうちまわり血圧が跳ね上がる。カラダに電流が走った。その影響で軟骨が硬骨化(アパタイト化)。脾臓にあった造血巣が硬骨に移動。硬骨のほうがDNAやRNAの複製に必須のリン酸やカルシウムイオンが豊富だからです。骨造血の誕生であります。

幾多のママ達によって引き継がれてきたミトコンドリアが生み出すエネルギー代謝の通貨、ATP(アデノシン三リン酸)にもリン酸はなくてはなりません。

カルシウムは細胞の機能調整物質として必須です。

骨はカラダを支える機能としてだけではなく生命活動を根本的に循環させる物質を多量に貯蔵した重要器官なのであります。

カラダが歪んでると造血がうまく行われなくなる可能性があります。疲れもたまります。エネルギーもテンションもダウンしちゃいます。難治性免疫病や精神的な疾患など大きな問題に繋がる可能性もある。歪みがあるとよくありませんよというのはそういった理由からです。決して見た目だけでの問題ではありません。

カラダを水平にして重力解放モードである8時間睡眠をとるのが再生を促すエネルギーチャージの基本姿勢。骨休め。8時間寝ていいのです。疲労が溜まりまくっていれば休日に何もしたくね~とゴロゴロするのは自然だと思います。そんなときは10時間でも寝ていいではないですか。ちなみに私はヒト科の動物ではなくネコ科の動物だったらいいのになーと思うことがしょっちゅうあります・・・。

そして自宅近辺でも谷根千でもアキバでもどこでもいいけども歩く。脚を使う。散歩するというのも二足歩行であるヒト科の動物の基本動作。軽く体を動かすのも血液の循環を良くしカラダの再生リモデリングを促すコツだと思います。

散歩してお気に入りの自分だけの哲学の道をつくるのも楽しいかもしれません。哲学なんてヒト科の動物には関係ないし、ヒトに言うこっちゃあないし、よくわかりませんが、どんどん自分なりに哲学していいと思います。(意味不明)


形態学の創始者であり詩人のゲーテは晩年に

「生命体はさまざまに変容するが、その究極では、目的も目標もなく生きて行くものである」

という見解に達して世を去ったそうです。




かこい



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ワコーカイロプラクティック

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